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【学生インタビュー】義足に触れ、パラスポーツを知る。私の考え方が変わった授業
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「限界はない」
――義足の先生との出会いが、毎日の小さな目標につながった
東京メディカル・スポーツ専門学校の理学療法士科では、障がいのある方の身体や生活、スポーツとの関わりについて学ぶ「障がい者スポーツ論」の授業を行っています。
7月9日の授業では、義足を使用しながらパラローイングなどに挑戦してきた駒﨑先生から、ご自身の事故やリハビリ、スポーツとの出会いについてお話しいただきました。
今回は、授業を受けた山田さんに、印象に残ったことや授業後の変化について聞きました。
初めて触れた義足と、当事者の言葉
山田さんは、義足を使用している人を見たことはあったものの、切断部を見たり、義足に直接触れたりしたのは今回が初めてでした。
「義足は思っていた以上に重くて、たくさんの機能が付いていることにも驚きました」
授業では、義足の構造だけでなく、日常生活や自動車の運転、スポーツをする際の工夫についても学びました。
教科書だけでは分からない当事者の生活や気持ちを、より具体的に考える機会となりました。
「自分だったら、すぐには前を向けない」
駒﨑先生の話を聞きながら、山田さんは「自分が同じ状況になったら」と考えたそうです。
「自分だったら、すぐに気持ちを切り替えるのは難しいと思います。友達に会うことにも抵抗を感じるかもしれません」
駒﨑先生がリハビリを頑張るきっかけとなったのは、ご家族との約束や、入院中に出会った仲間の存在でした。
「家族や仲間との出会いがあったから頑張れたのだと思います。身近な人への感謝を忘れてはいけないと感じました」
授業後に始めた「一日一つの目標」
授業の最後に伝えられたのは、
「目標を持つ」
「最後まで諦めない」
「限界はない」
という言葉でした。
この言葉が心に残り、山田さんは授業後から、一日一つ小さな目標を決めるようになりました。
「今日は何時に起きる、今日はお金を使わない、今日はこの単語を覚える、というくらいの目標です。達成できると、一日を気持ちよく終えられます」
大きな目標ではなく、できることを少しずつ積み重ねる。授業での学びが、日常の行動にもつながっています。
全員が楽しむために必要な「話し合い」
障がい者スポーツ論では、身体の動きに制限を設けてスポーツを体験したり、参加者に合わせてルールを変更したりします。
山田さんは、障がいの有無にかかわらず、全員が一緒に楽しめるルールをつくることの難しさを感じました。
「一方に合わせすぎると、もう一方が楽しめなくなります。全員が楽しめるようにするには、話し合うことが大切だと思いました」
この学びは、実技練習にも生かされています。
以前よりも、自分の見方だけで判断せず、ほかの学生の意見を意識して取り入れるようになったそうです。
「自分が見えていない部分もあると思って、違う意見をより聞くようになりました」
現場の声を聞き、本物に触れられる学び
山田さんは、別の学校で理学療法を学んでいる友人に、障がい者スポーツ論やテーピングの授業について話すと、「自分の学校にはそのような授業がない」と驚かれることがあるそうです。
「実際にパラスポーツを体験したり、選手の方から直接話を聞いたりする機会は、なかなかないと思います。義足を実際に触らせてもらえたことも貴重でした」
スポーツについて幅広く知ることは、競技現場だけでなく、医療現場でも生かされます。
「将来、パラスポーツをしている方を担当したとき、競技を知っていれば、その方の話や目標をより理解できると思います」
一つの授業が、毎日の過ごし方を変える
義足やパラスポーツについて学ぶだけでなく、目標を持つこと、人との出会いに感謝すること、異なる意見を受け入れること。
駒﨑先生の授業は、山田さんにとって、自分自身の考え方や日々の過ごし方を見つめ直す時間となりました。
「いつ何が起こるか分からないからこそ、今を楽しんで、毎日を大切にしたいと思いました」
東京メディカル・スポーツ専門学校では、医療の知識や技術だけでなく、スポーツや当事者との関わりを通して、人の生活や思いに向き合う力を育てています。
編集後記(まとめ)
TMS理学療法士科では、医療の知識や技術だけでなく、スポーツや実際の現場に触れながら、人の生活や思いまで考える学びを大切にしています。
今回の授業も、義足やパラスポーツについて学ぶだけでなく、山田さん自身の毎日の行動を変えるきっかけになりました。
オープンキャンパスでは、TMSならではの授業や学校生活についても詳しく紹介しています。理学療法士の仕事やスポーツ分野に興味がある方は、ぜひ一度TMSに来て、学校の雰囲気を体感してみてください!
一歩を踏み出すみなさんを、教職員・在学生一同、心よりお待ちしています!










