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柔道整復師ってどんな仕事?

柔道整復師ってどんな仕事?高校生でも分かる、必要資格の取り方や仕事内容!

柔道整復師という資格はあまり聞きなれないものかもしれませんが、実は私たちにとって身近な存在です。例えば、柔道整復師の資格を取ることで接骨院の先生として働くことができます。また、あまり知られていませんが、柔道整復師はスポーツ分野でも活躍することができます。一見わかりにくい柔道整復師の仕事資格を取得するために必要なことについて見ていきましょう!

柔道整復師とは

柔道整復師とは、接骨院の先生スポーツトレーナーなどとして、骨折・脱臼・打撲などのケガに対して手術を行わず、自らの手技などで治療を行う専門家です。

柔道整復師の仕事内容

柔道整復師の仕事は、日常生活やスポーツ中で起るケガに対する診断と治療です。

診断は、
問診(患者に症状を聞く)
視診(目で見て状態を観察する)
触診(手で触れて症状を判断する)
整形外科学テスト(ケガの診断を行うための検査法)
の4段階で行い、患者に適した処置を検討します。

治療は大きく以下の方法を用いて行います。

①整復法

整復法は骨折した骨や脱臼して外れた関節を、元の状態に戻す方法です。

②固定法

固定法は骨折や脱臼をした患部をギプスなどで固定して、安静にし回復を図る方法です。

③後療法(手技療法・物理療法・運動療法)

後療法は、様々な刺激を与え患部の回復を図る方法です。電気や熱などの物理的エネルギーを用いる物理療法、手を使ったマッサージなどを用いて身体に刺激を与える手技療法、筋力トレーニングや関節運動によって機能回復を図る運動療法の3つがあります。

柔道整復師の仕事は、このように人間の身体の仕組みを理解し、上記のような技術を用いてケガと向き合う仕事です。

柔道整復師の進路・活躍の場

柔道整復師の活躍の場は多岐に渡り、柔道整復師の資格を取得すると、医療施設からスポーツ現場まで幅広い進路があります。それらについて紹介していきます。

接骨院・整骨院

多くの柔道整復師が進路として接骨院・整骨院を選んでいます。子どもからお年寄りまで幅広い患者さんの怪我を治療するやりがいの多い活躍の場です。

病院(整形外科)

病院の整形外科でも柔道整復師は必要とされています。医師の指示のもと患者さんの治療を行います。医師や看護師、理学療法士など、様々な専門家と一緒に働くことができます。

介護施設

介護福祉の現場でも柔道整復師が必要とされています。機能訓練指導員として高齢者が自立生活を送ることができるように筋力向上などの運動指導を行います。

スポーツトレーナー

柔道整復師はスポーツの現場でも活躍しています。医療の知識に基づくケガの処置や診断技術・治療技術を活かして、アスリートのパフォーマンスを支えることができます。

独立開業

柔道整復師は医師と同じく、独立開業が認められています。資格を持っていれば将来的に個人で接骨院を開業することができます。

柔道整復師と「整体師」の違い

柔道整復師整体師は非常に混同されやすい資格です。しかし、実際は認められる行為・施術や与えられている権利も異なります。将来のキャリアを考える上で重要なことですので、これらの違いを説明していきます。

職種 国家資格 医療行為 保険取扱い
柔道整復師
整体師 × × ×

まず大きな違いは、国家資格かどうかです。柔道整復師は国家資格であるのに対し、整体師は民間資格になります。

次に医療行為が可能かどうかです。柔道整復師はその資格の業務範囲であれば診断と医療行為(治療)をすることができますが、整体師は医療行為(治療)はできません。

さらに保険の取り扱いも異なります。柔道整復師は患者に対する医療行為に保険が適用されますが、整体師の場合法律上医療類似行為になるため保険適用外となります。

これらは、将来を左右する重要な情報ですのでしっかりと把握しておきましょう。

柔道整復師になるには・資格取得

柔道整復師になるには、国家試験に合格して資格の取得をすることが必要です。
国家試験を受験するには、高校卒業後、国が認定した柔道整復師養成課程のある教育機関での3年以上の学修が必要になります。

柔道整復師科のある専門学校か、柔道整復師科のある大学など大きく2つの道があります。
オープンキャンパスや資料請求などで、情報収集をこまめに行って自分にあった教育機関を見つけましょう。

柔道整復師を目指すなら東京メディカル・スポーツ専門学校

東京メディカル・スポーツ専門学校 柔道整復師科の特徴は3つ。

1.国家試験への取り組み

柔道整復師科では、担任とチューターのダブルサポートや補習授業など、一人ひとりの習熟度に合わせた個別指導を実現。細やかな学習指導により全員合格を目指します。
国家試験合格率は93.5%(業界平均86.1%)と高水準の支援体制があります。

2.スポーツの学びの充実

柔道整復の医療技術と資格を活かして、医療現場はもちろん、スポーツ現場でトレーナーとしても活躍できる柔道整復師を目指すためのスポーツの学びが充実しています。

3.柔道整復師科の就職実績

就職希望者就職実績100%。医療機関やスポーツ選手が通う接骨院や整骨院、スポーツチームなどでもTMSの卒業生が活躍しています。

正しい知識を身につけて将来のキャリア選択を行うために、
まずはオープンキャンパスで鍼灸師についての情報を取得しましょう。