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チームの一員
- 妻木ブログ
こんにちは 妻木です。
トレーナーは、選手と接する時間が誰よりも長い存在です。
コーチやマネージャーより選手と共にいます。
そのため時々勘違いしてしまうこともあります。
NBLのバスケットボール選手マジック・ジョンソンは、
引退のインタビューで、一番つらかったことは という記者の問いに、
「一つの目的のために戦う チームの一員 でなくなること」
と答えています。
私は、むかし、恥ずかしい経験がありました。
サッカー代表チームの海外での予選、試合前日のことでした。
夜、飲みながらのスタッフミーティングの時、
私は、勢いで 「明日の試合、何としても勝ちたいですね」
と言ったのです。
メキシコ五輪で銅メダルをとった森監督は、遠くをみるような目で、
「こいつらに勝たせてやりたい
オリンピックを経験させてあげたいな」 とつぶやいたのです。
ドキッとしたのですが、黙ってうなずきました。
私は、代表チームの一員でしたが、
サポートチーム(スタッフ)の一員でした、、、、、
その後、私は、Jリーグのジェフ千葉に行きました。
そして、オシムさんが来て、気づきが深まりました。
オシムさんは、
「勝つことだけを求めていたら、チームは成長しない」
と説きました。
では、トレーナーは?
ケガを治す?
コンディショニング?
いや、本質は?
私の気づきは
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「選手が、そしてチームが成長するサポートをすること」
「プロの監督が求める “美しい試合” を成立させるサポートを考える」