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どんなトレーナーになりたい?3

  • アスレティックトレーナー

こんにちは 妻木です

 

30年前トレーナーは、認知されていませんでした

当時、トレーナーになりたい と親や先生に相談しても、

それでは食べていけない と反対されたものでした

現在 報酬はどうなのでしょうか?

日本スポーツ協会(JSPO)のトレーナーの実態調査報告に、

収入に関して100万円刻みで結果が出ています

https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/ikusei/doc/AT/Report/Japan_trainer_report.pdf

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※ただし、フルタイムだけでなくパートタイム、教育 含めての数字です

最多は、1万~100万円が38.3%

以下、

201万~300万円 11.7%

301万~400万円 10.6%

101万~200万円 10.5%

401万~500万円 6.9% と続きます

もちろん 1001万円以上の高額のトレーナーも 2.7%います

がっかりですか?

可能性を感じますか?

 

USAのアスレティックトレーナー(ATC)は、どうでしょうか?

アメリカ政府のOccupational Outlook Handbook で、

様々な職業のデータが検索できます

https://www.bls.gov/ooh/healthcare/athletic-trainers.htm

それによると、ATCの2019年年間収入の中央値は、

48,440ドル (約521万円)です

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ちなみに理学療法士(physical therapist)は、89,440ドル(約963.4万円)!

収入だけを比較するなら、理学療法士のほうが魅力的ですね、、、

 

報酬(reward)や収入(income)とは、何でしょうか?

田坂広志さんは、報酬を二つに分けて語っています

以下、田坂広志著 「仕事の報酬とは何か」 PHP文庫

 

報酬には、目に見える報酬目に見えない報酬がある

目に見える報酬が、収入や地位 です

しかし、目に見えない報酬もあるといいます

それは、能力、仕事、成長 です

たとえば、トレーナーとして仕事をしていると、

毎日が勉強、そして、その場に応じた対応が必要となる

経験を積めば積むほど、能力が磨かれる、、、

 

トレーナーは、チームの一員として

ひとつの目標に向かい、達成感、充実感をもたらす

それは、仕事そのものが報酬、、、、

 

トレーナーは、自分以外のために時間を費やす

それは、人間としての深みや成長をもたらす

後から振り返ると、これも報酬、、、、、

 

田坂さんは、

目に見えない報酬は、自らもとめるもの

目に見える報酬は、結果としてあたえられるもの

 

そして、最高の報酬とは

1人の人間として、成長していくこと

 

トレーナーという仕事は、

今も昔も、目に見える報酬が少なく、

目に見えない報酬がたくさん得られる職業かもしれません

 

それでは、また

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