東京メディカル・スポーツ専門学校

menu
close

TMSブログTMSブログ

大向うの流儀

2019年01月11日

TOPICS

あけましておめでとうございます

平成最後の年が始まりましたね

 

tsumaki1

 

今日の夕刊に 「大向こうの流儀」 と題して

堀越一寿さんの話が載っていました

大向うとは、歌舞伎などで安価な後ろの席にいる客のことです

いわゆる通で、タイミングよく声をかけ、役者を応援する客です

 

堀越さんは、故・十八代目中村勘三郎さんからの

忘れえぬ言葉を紹介していました

「あなたたち大向うが気持ちのいい間と、

俺たちが気持ちのいい間が同じとは限らないよ」

 

tsumaki2

 

役者を応援するより、自分が主役のような気分に

なってはいないか、と鋭く見透かされたような心持だったと。

 

相手のために力を尽くすことと、自分が頑張ることは一つではない

大向うとは、 「役者が最も輝く瞬間を見極めお手伝いするもの」 であり

時に「声を掛けない」ことこそ最良の大向うとなるのだ

 

さてさて、トレーナーも同じような心持で、

「選手が最も輝くために、医科学的にサポートするもの」 ですが、

時に、「なにもしないで見守る」ことこそ

最善のこともあるのです

 

実は、「なにもしない、してあげない」ことは、

心理的に大変なことです

選手のために、忙しく動き回るトレーナーが

いいトレーナーとは、限りません

選手が伸びるために、

ただ見守ることができれば一人前でしょうね

それでは、また

 

tsumaki3