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看脚下(かんきゃっか)
- 妻木ブログ
こんにちは 妻木です。
「看脚下」
ご存じでしょうか?
禅問答の答えです(碧巌録)
→暗い夜道を歩いていて明かりが消えた。
そこで師匠が弟子たちに どうするか 問うたのです。
いろいろ答えを言いました。
一人の弟子が、「看脚下」と返答しました。
これがほめられたのです。
暗い夜道で突然明かりが消えたならば、
まず今ここでなすべきことは何か。
それは、ほかの余計なことは考えずに、
つまずかないように足元をよくみて行く、ということです。
(参考:大本山 妙心寺HP https://www.myoshinji.or.jp/houwa/archive/youth/001)
JSPO的に言えば、 “Watch your step” ですね(笑)
スポーツするときの 看脚下 とは?
トレーナーの視点では、
↓
↓
↓
シューズをきちっと履いているか?
つまりです
靴を選ぶときは、「大きさ」 「形」を重視します。
が、運動時に靴の中で足がずれれば、足に負担がかかり、
いろいろなトラブルが生じることがある。
そこで、靴の中で足がずれない結び方をチェックします。
a まずかかとに足部を寄せる
b ゆるく結びはじめる
c 徐々に締める
d 最後はしっかり締める
(臨床スポーツ医学 901-902, vol.40, No.9 2023, より)
こうすると、足がシューズの中でずれないので、
障害予防につながります、、、、、
トレーナーの 「看脚下」 でした
しかしながら、足もとばかり注意していると、
空の虹は、見えませんね(笑)
それでは、また