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女性アスリートの体調管理

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運動部の皆さん!まだまだ暑いですが,練習や合宿,大会など頑張っていますか?

東京メディカル・スポーツ専門学校

インターハイも終わり次のシーズンに向けてチームも代替わりしている頃ですよね.

冬は基礎体力トレーニングが増えて個人としてもチームとしても土台づくりの期間ですが

強度が高いトレーニングをこなすには持久力が必要になります!

 

皆さんは体力に自信がありますか?

 

自信あるよ!という方,改めて聴きます.

 

「生理が止まったり遅れたりせずに競技をできていますか?」

 

なぜこんな事を聞いたかというとハードなトレーニングによる女性の健康被害は選手生命に関わる重要なことだからです.

なので今日はちょっと真面目に「女性アスリートの栄養と健康」について私の実体験を交えて少しお話したいと思います.

女性アスリートの栄養と健康

競技レベルをあげたくてトレーニングや減量をすることもありますよね…

 

例えば

・キレの良い動きのために

・軽い方がジャンプできるから

 

などでしょうか.

 

私は現役時代(実は今もこっそり現役ですが笑)

体重が軽い方が今よりもパフォーマンス向上に繋がると信じて

1ヶ月で15kgの減量をした経験があります.

始めは身体が軽く感じてパフォーマンス向上されたと感じていました.

 

しかし体力が続かず,今までと同じ強度の練習でもヘトヘトになってしまい

ついには貧血で倒れてしまう始末….

 

私の場合は極端な例ですが,女性アスリートの栄養不足による健康被害は深刻な問題です.

FAT(Female Athlete Triad):女性アスリートの3徴候という言葉があります.

 

これはエネルギー量が足りないことで無月経や骨粗鬆症を起こしてしまうことをいいます.

私たちの身体はいざという時のためにエネルギー源を肝臓や皮下脂肪に蓄えています.

食事からエネルギー摂取できないと身体が判断すると,蓄えていたエネルギー源を分解して消費します.

蓄えがなくなると,筋肉や骨から栄養を分解してエネルギーに換える…という反応が起きます.

 

そうすると骨折しやすい状態,すなわち骨粗鬆症や無月経になったりします.

女性はこの状態になるとパフォーマンスUPどころか,運動を中断しなくてはならない可能性もあります.

現役時代の私はこの一歩手前まできていたということですね…(反省)

 

正しい栄養の知識を勉強するのは難しいです….

食事

だから過剰にカロリー摂取をしろとは言いません!

必要な栄養は最低でも摂るようにしましょう!

東洋医学ではバランスの良い食生活+体質にあった食材を摂ることでパフォーマンスUPすることができる!

という食養生の理論があります.

 

体質診断はオープンキャンパスでも可能ですので,お気軽にお問い合わせ下さい.

オープンキャンパス

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