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アップデートのすすめ
- 妻木ブログ
こんにちは 妻木です。
5月の連休は、いかがでしたか。
私は、旅行と読書で終わりましたが、
とりわけ、臨スポ (月刊臨床スポーツ医学)で
お勉強(笑)
今回は、発育期の腰痛 腰椎分離症です。
私の知識は、こんなことでした。
・中高生の男子に腰椎分離症が多い。
・座っていても、痛くなく、部活などのスポーツ動作で痛む。
・腰を反ると痛いのが多い
・分離症は、疲労骨折
・早期発見、早期治療、経過観察が大事
だから現場では、腰の後屈のチェックする
事実は、分離症は、側屈での痛みが特徴!
整形外科での単純x-pでは、わからないので、
MRIとCTで診断と経過観察を行っていく。
と、ある程度知っていたのですが、
いまでは、意外な問題が出てきました。
それは、放射線被ばくです!!!
こんな論文が発表されているそうです。
- 最近20年間で、患者の累積被ばく量が727%増加している。(Health Phys95, 2008)
- 日本は、人口当たりCTの台数、検査数も世界最高水準である。(OECD Report, 2021)
- 日本の発がんの3,2%は、医療被曝が原因である。(Lancet,2004)
子供は、成人より内臓の放射線に対して感受性が高く、
平均余命も長い
つまり、分離症の診断、経過観察でのCTを受けていると、
ガンになりやすい!!!
対策は、born like image だそうです。
MRIでCTのような情報が得られるものです。
腰痛は、徒手療法や鍼灸の得意とするところです。
CTとborn like image
これも知らないといけませんね。
あなたも、知識のアップデートをしてみませんか。
それでは、また