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Bonsai(盆栽)からの学び

  • 妻木ブログ

こんにちは 妻木です。

先日、春花園Bonsai美術館に行ってきました。

Bonsaiは、盆栽のことで、日本より外国で人気があります。

訪れた日は、6人ほどの外国人と私たちだけでした。

800坪ほどの敷地に、1000鉢の盆栽が並んでいます。

なんと1億円の盆栽もありました。(笑)

それらは、盆栽作家の小林國雄さんの作品です。

小林さんは、28歳に時に、「奥の巨松」という盆栽

(内閣総理大臣賞受賞)に衝撃を受け、この道を志しました。

当時、小林さんは結婚して子供が二人!

弟子入りするのは、不可能でした。

小林さんは、実家で働きながら、

独学ですべてを盆栽に捧げたのです。

苦難の道でしたが、13年が過ぎ、

41歳の時に、とうとう内閣総理大臣賞をとりました。

そのあとも何度も受賞しています。

(月間致知23年3月号より)

小林さんは言います。

盆栽が好きなので、15時間働いても苦になりません。」

「盆栽は、天職であり、趣味であり、生きがいです。」

 

弟子は、30ヶ国125人に及ぶそうです。

75歳の今も5人の弟子と寝食を共にしているそうです。

(日本、台湾、ポーランド、プエルトリコ)

 

小林さんは、弟子についてこう表現しています。

「素直な子は伸びる

器用で要領のいい子はダメ

不器用で仕事が好きなのがよいのです。」

 

また、こんなことも言っています。

「最初から好きなやつはまれで、

なんでも、死ぬほど一所懸命やれば、

何か見えてくる

そうすると、好きになる

だから、誰にでも道は拓ける」

論語には、 「一以貫之」  とあります。

(いちをもってこれをつらぬく)

盆栽も合気道も鍼灸も、根っこは同じなのですね。

陽春、入学の季節です。

それでは、また

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