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アスレティックトレーナーになるには?|資格・就職先・なり方をご紹介
- アスレティックトレーナー
- 柔道整復師科
- 理学療法士科
- 鍼灸師科
スポーツに関係した職業に就きたい!と思う方におすすめなのが、スポーツ選手と一緒に戦うパートナー的存在である「アスレティックトレーナー」という仕事です。今回は、「将来トレーナーとして働きたい!」「トレーナーってどんな仕事なんだろう?」という方に向けて、仕事内容から資格の取得までご紹介します。
目次
1アスレティックトレーナーになるには?
2持っておくと役立つ資格
3アスレティックトレーナーの就職先
4アスレティックトレーナーになるまでの流れ
5アスレティックトレーナーを目指すなら東京メディカルスポーツ専門学校
アスレティックトレーナーになるには?
アスレティックトレーナーになるには、プロスポーツチームやスポーツ系の医療機関に就職して働くのが一般的です。このような就職先では、スポーツ系、医療系の専門学校やスポーツ系の大学卒業者が大半を閉めます。アスレティックトレーナーと名乗るために必ずしも資格は必要ありませんが、プロスポーツチームでは高いレベルの知識や技術を求められるため、資格の所持を条件としているところも多いです。
特に、トップチームと言われるサッカーのJリーグや野球のセリーグ・パリーグなどの各業界で上層部に位置するプロチームでは、日本スポーツ協会が公認しているJSPO-ATという資格の取得は必須です。JSPO-ATは、民間トレーナー資格の中でも最難関と言われている資格で、合格率は20%前後と低いですが、アスレティックトレーナーを育成する大学や専門学校でしっかりと勉強すれば十分に合格できる資格です。
トレーナーを認定する資格として他にJATAC-ATCという資格がありますが、医療系国家資格を取得していれば容易に取得できてしまうため、あまり知識や技術の証明とならない場合が多いです。
まずは、JSPO-ATの取得を第一優先に考えると良いでしょう。
アスレティックトレーナーが持っておくと役立つ資格
アスレティックトレーナーが持っておくと役立つ資格としては、上記で説明したJSPO-AT以外に医療系国家資格があります。医療系国家資格を取得しておくと、スポーツ現場でケガの診断や応急処置、疲労回復のためのあらゆる処置を施すことなどができるようになるため、実際にプロスポーツチームでも何かしらの医療系国家資格を取得している人がほどんどです。アスレティックトレーナーの業務で役立つ資格としては以下のようなものがあります。
柔道整復師
柔道整復師とは、骨折・脱臼・打撲などのケガに対して、手術をしない施術で治療を行う専門家です。
スポーツ中に起こるケガに対する診断や応急処置ができるだけではなく、医療の知識に基づいて、回復するまで継続してアスリートのパフォーマンスを支えることができます。
理学療法士
理学療法士とはケガなどによって身体的な動作が制限される方に対して、「立つ」「座る」「歩く」といった基本的動作能力の回復を行う専門家です。
温熱や電気を利用した物理療法はもちろんのこと、自宅で快適に生活ができるように、住宅改善などの指導も理学療法士の重要な役割です。
鍼灸師
鍼灸師は、「はり師」「きゅう師」両方の国家資格を取得した人が呼ばれる名称で、鍼や灸を用いて全身にあるツボに刺激を与え、治療を行う専門家です。
選手の疲労回復やコンディション維持、故障の治療などで日々生活を支え、ケガの予防やパフォーマンスの向上を担う大切な仕事です。
あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師とは、「あん摩」「マッサージ」「指圧」という3つの手技を用いて選手の身体に起こる不調を緩和へと導く専門家です。
器具を使用せずに「なでる」「揉む」「押す」「さする」を行うことで血行を改善し、選手のケガによる痛みの緩和やリラックス効果、ケガの早期回復を促すことができます。
アスレティックトレーナーの就職先
プロのスポーツチーム、日本代表選手団で働くスポーツトレーナー
プロ野球やプロサッカーなどのスポーツチーム、日本代表の選手団などでは、試合中のケガの診断・応急処置や選手のトレーニング・コンディショニング・リハビリなどのプロとしてスポーツトレーナーが働いています。
スポーツトレーナーといえば一番最初にプロチームで働くことを想像される方も多いのではないでしょうか?
実際に最も人気のある就職先ですが、公募で募集していることはほとんどありません。
大抵は、そこで働くスポーツトレーナーや社員と繋がりのある専門学校や大学などの教育機関からの紹介で成り立っています。就職のためには、インターンなどを開催している場合があるので、そこで自分を売り込むか、推薦枠を確保している教育機関で学び、就職するのが得策です。
プロのスポーツ選手と個人で契約するスポーツトレーナー
プロのスポーツチームに所属する以外にも、バドミントン、テニス、水泳、卓球などの個人競技のプロ選手と契約を結ぶという選択肢もあります。
こちらに関しては、プロチームと違いスポーツトレーナーを育成していく目的よりも、より実力重視となるため、教育機関を卒業してすぐに契約を結ぶのは基本的には不可能です。
まずは、実業団やスポーツに特化した医療機関で実力をつけた後に挑戦してみるのが良いでしょう。
実業団で働くスポーツトレーナー
日本では多くの企業が野球やラグビー、バレーボール、駅伝などをはじめとした「実業団」を運営しています。世界選手権やオリンピックなどの世界的な大会の出場選手でも、実業団から選出されることも多々あるため、こうした強豪選手のサポート的な役割としてスポーツトレーナーも実業団に所属するケースがあります。実業団では、選手も普通の正社員と位置付けられることが多いですが、スポーツトレーナーも同様に正社員として就職できる場合が多いため、安定した給料や手厚い福利厚生を考慮に入れるて実業団を選択する人もいます。
病院や整骨院などの医療機関で働くスポーツトレーナー
スポーツトレーナーというとプロチームや実業団に所属して働くイメージがありますが、プロチームや実業団によっては予算や採用人数の関係上、専属契約を結べない場合があります。このような状況があるため、病院や整体院などの医療機関で働いているスポーツトレーナーが母数としては最も多いです。
医療機関によっては、スポーツトレーナーの派遣業も行っている場合があり、整体院などで働きながら各スポーツチームへ派遣されるというのが、スポーツトレーナーの一般的な働き方です。
海外で働くスポーツトレーナー
スポーツトレーナーという分野においては、カナダやアメリカの方がスポーツ医療に関する研究が進んでいるため、海外のスポーツトレーナーとして働くケースもあるようです。スポーツトレーナーを育成している海外の大学や専門学校で資格を取得した後に、海外のプロチームや実業団などと契約して就職する人もいます。
スポーツ医療の先進国での実績は、日本に帰国後、自分の知識や技術を証明する材料として役立つ場合が多いため、スポーツトレーナーとしてのキャリアを考えると選択肢の一つとして考えてみるのも良いかもしれません。
アスレティックトレーナーになるまでの流れ
アスレティックトレーナーとして選手をサポートするためには上記で説明した資格を取得することが好ましいです。これらの資格やそれに応じた知識や技術を身につける方法は主に3つの方法があります。
スポーツ系の大学・専門学校に通う
スポーツトレーナーを目指すための1つ目の選択肢としては、「スポーツ科学」「健康科学」の学部がある学校で栄養学やトレーニング理論、運動生理学やテーピング・ストレッチなどの知識や技術を習得する方法があります。さらに、これらを学べる学校では、「柔道整復師」や「理学療法士」などの医療系国家資格や、「JSPO-AT」などのアスレティックトレーナーの民間資格を取得できるカリキュラムが用意されていることがあります。
すでにスポーツの現場で活躍しているOB・OGも多く、現役スポーツトレーナーから直接教えてもらうことができるのも利点です。
医療系の専門学校・大学に通う
スポーツトレーナーを目指すための2つ目の選択肢としては、「柔道整復師」「理学療法士」「あん摩マッサージ指圧師」「はり師」「きゅう師」などの資格取得ができる医療系の専門学校・大学に通う方法があります。
これも同様に、すでにスポーツの現場で活躍しているOB・OGも多く、学校側が就職先の枠として、プロスポーツチームのトレーナーを確保している場合があります。
海外留学で知識や技術を習得する
最近では海外留学で資格を取得し、海外でキャリアを積む人も増えています。
スポーツに関する研究は、日本よりもアメリカやカナダの方が進んでいるため、最先端の知識や技術を学べる大学や専門学校で勉強し、卒業後日本に帰国して働く人も増えています。
しかし、金銭的な問題や言語の課題もあり、海外に留学するためには入念な準備が必要です。
アスレティックトレーナーを目指すなら
東京メディカル・スポーツ専門学校
東京メディカル・スポーツ専門学校の特徴は3つ。
1国家試験や民間トレーナー資格への
取り組み
担任とチューターのダブルサポートや補習授業など、一人ひとりの習熟度に合わせた個別指導を実現。細やかな学習指導により全員合格を目指します。
それぞれの資格の合格率は、
民間トレーナー資格
● JSPO-AT 63.3%(全国平均20%前後)
国家資格
● 柔道整復師 87.0% (全国平均84.8%)
● 理学療法士 98.3%(全国平均93.2%)
● きゅう師 95% (全国平均88.7%)
● はり師 95%(全国平均89.3%)
と高水準の支援体制があります。
2 スポーツの学びの充実
医療技術と資格を活かして、医療現場はもちろん、スポーツ現場でトレーナーとしても活躍できる人材を目指すためのスポーツの学びが充実しています。
3 東京メディカル・スポーツ専門学校の就職実績
就職希望者就職実績100%。医療機関やスポーツ選手が通う接骨院や整骨院、スポーツチームなどでもTMSの卒業生が活躍しています。
正しい知識を身につけて将来のキャリア選択を行うために、
まずはオープンキャンパスで東京メディカル・スポーツ専門学校についての情報を取得しましょう。
>>アスレティックトレーナーの同時資格取得を目指す方はこちら
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