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臨スポの学術集会から
こんにちは 妻木です。
日本臨床スポーツ医学会の学術集会が、Webで開催されました。
その道のスペシャリストが講演やパネルディスカッションをします。
だから、最新のスポーツ医学の動向がわかります。
ちゃんとした本になるのは、5年後ですから(笑)
(参考:https://2021rinspo.jp/)
なにしろ、お手頃な参加費で、自宅で視聴、
オンデマンドで後日確認できるのです
これ、助かります。
まあ、画面越しなので臨場感、緊張感が少ないのと、
人との出会いやふれあいがないのが残念ですが。
知らなかったいろんな話題がありました。
たとえば、ビタミンDと障害の関係や最新のドーピング規制など。
禁止薬物は、ほぼ毎年変わります。
来年からは、競技会での糖質コルチコイド(ストロイド)が、
すべて禁止になるそうです。
それまでは、競技会で筋肉や腱にストロイドを注射しても、
また、口内炎にステロイドを塗ってもOKでした。
しかし、今後は、不可ですね。
もちろん、TUEを提出すればいい場合もありますが。
スポーツ現場のトレーナーは、ドーピングの知識が必要です。
知っていなければ、確実に選手が困りますね。
JADAのホームページ(日本アンチドーピング機構)が参考になります。
(参考:https://www.playtruejapan.org/)
ところで、スポーツ医学の方向性は、いまや保存的です。
臨スポでのトレンドは、PRP(多血小板血漿)と
ESWT(体外衝撃波療法)です。
体全体を診る(ミクロコスモス)鍼灸は、
蚊帳の外といった感じで、残念でした。
ひそかに若いあなたの活躍を期待しています。
それでは、また。
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