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治療院とスポーツ現場の違い
こんにちは 妻木です
先日、北海道の姉妹校の鍼灸師科3年生に
特別講義をしました
皆さん真剣に聞いてくれました
その時、鍼灸院とスポーツ現場では、
考え方に違いがあるという話をしました
考え方の違いとは?
たとえば、あなたが治療院の鍼灸師だったら
患者さんを診るとき、こんなふうに考えるでしょう。
「よし、このケガを鍼で治してやろう」
なぜなら、患者さんは、目的があり来院します。
鍼でこのケガを治してほしいとか、
この痛みをとってほしい などです
それゆえ、鍼で~ しよう と考えます。
ところが、スポーツ現場、特にプロチームでは、
そうはいきません。
チームでは、いろんなことが起きます
そして、それに対処する必要があります。
たとえば、
捻挫、打撲、肉離れ、は、
大丈夫ですね
胸にボールが当たって、心臓振盪症!
BSLができないと大変ですね
脛骨の痛み(疲労骨折?)
早期発見のためスポーツドクターへ紹介。
鍼灸師だと、余り知らないことも、聞かれます
指のテーピングをしてほしい
当たり負けしない筋トレのメニューを教えてほしい
疲労回復にサプリメントは、どれがいいか
大変なことです
あなたが、スポーツ現場に行ったら、
鍼灸師とは見られません。
あなたは、スポーツ医科学の専門家 (A.T))とみられます
だから、鍼で~しようは、通用しません
発想は、
「この選手(チーム)にとって何がベストか」
となります
そのためには、多くの引き出しと人のネットワークが必要です
すべてを自分でやる時代ではありません
囲い込んではいけません
これは、あの先生に頼もう、
これは、「こんなふうに、自分でやりなさい」と
「指導」できるようになることです
そして、自分の専門技術 鍼灸は、
深く掘り下げていくことです
すると信頼関係が深まります
さて、ゴールデンウィークは何をしましょうか?
深く掘り下げるもよし、
広く知識を得ることもいいでしょう
私は、部屋の片づけをしてから、考えたいと思います
それでは、また
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