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海外研修 その6
- 理学療法士科
海外研修も折り返し地点にやってきました。
本日はローマリンダ大学での研修最終日です。
まずは、在宅医療(Home care)に関する講義から開始。講師のBruce先生。
日本でも在宅医療は行われていますし理学療法士も訪問リハビリに行っていますね。
日本と違って、アメリカでは整形外科の手術後の患者さんも対象になるんすって。
アメリカではTKA(人工膝関節置換術)のような手術だと、平均的な退院日数は手術後4日。早い!!
その後は外来のリハビリテーションセンターでリハビリが行われるのが主流だそうです。
外来に通院できるようになるまで在宅でリハビリを行います。
この辺りは日本ではないことですね。
アメリカでの在宅医療の概要を学んだあとは、家屋評価(Home Evaluation)について学びます。
生活する環境も理解する必要がありますね。
簡単なグループワークとして、実際に講義が行われている教室周囲にあるものの寸法を測ります。
測る場所の指示が書いてあります。
日本語訳が付いていないところもあるので、どこを測るか分かるかな?
入口の幅
階段の1段の高さ
ベンチ(椅子)の高さ
車椅子の高さや幅
これ以外にも、いろいろな場所を測っていました。
患者さんの自宅でも同じようなことをして、生活する際の困難さと解決する課題を考える参考にします。
学生さんも患者さん自身のことだけでなく、いろいろな要素を考慮する必要があることに気づけたかな?
午後の部へ続く