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グランドソフトボール競技をサポートしました
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先日、スポーツ大会のコンディショニングルームのサポートをしてきました。
千葉国体の陰に隠れていましたが、10月23日から26日まで、「障害者スポーツ大会」が千葉県各地で開催されたのです。
私は、グランドソフトボールの公式練習に関わりました。この競技、グランドソフトボールは、視覚障害者のソフトボールです。
この競技は、全盲の選手が4人、あとは、弱視の選手で、チームが構成されます。
ピッチャーは全盲で、アイマスクをつけるのがルールです。
ハンドボールくらいのボールを拍手した方向に投げます。(転がすのですが)
転がる音を頼りに、バッターはボールを打つのです。
全盲の野手がボールに最初に触れば、アウトです。もし、コーチが右とか左と声で教えるとペナルティを取られて三塁打になります。
音が頼りなので、プレー中は声を出したりはできません。
実は、試合が気になって、ちょっと見に行ったのですが、気合いが入った熱戦を展開していました。
コンディショニングルームは、看板がありますが、視覚障害者の方には、当然ですが、アピール不足です!
私は公開練習日の担当で、理学療法士二人と組みました。
ちなみに、公開練習後に二人全盲の選手がきました。膝痛と腰痛で少しでも楽になればということでした。
鍼治療を希望したので、私が対応しました。鍼を怖がらず慣れているので、不思議でした。
あとでその理由がわかりました。彼らの仕事は、盲目の鍼灸師でした!
円皮鍼での治療だけでしたが、満足してくれました。
ボランティアの仕事なので、報酬はありません。
帽子とベストが記念品でした。
妻木 充法