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さまざまな音

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朝の8時、外の芝生で、インストラクターのJOSEのエナジーセッション(いわゆる気功)が始まります。
多い時で20人くらい集まって、30分ほど眼を閉じていろいろな気功法を行います。

眼を閉じていると、朝の音が聞こえます。
キービット(小鳥)の鳴き声、たまにニワトリ、車のアイドリング音、そして、ひときわ大きいのが、警官やドライバーの話し声。

しかしまったくわからない。
まるでブブゼラのようですが、ズールー語でしゃべっているそうです。南アフリカでは、11の言語あるそうですが、
共通語としては、イギリスの植民地だったこともあり、英語が使われています。

朝の10時、ウォームアップが済んで、審判の練習が始まっています。
この時も、ひときわ大きな音で、試合中のブブゼラの大合唱(?)のテープを流します。
実際の試合のブブゼラに慣れるためです。

まるでセミが一度に何千匹も鳴いているようで、話もよく聞こえません。
審判は、2時間近く集中を切らさずに頑張って練習しています。

午後1時、楽しみの昼食の時間です。
ここはバイキング形式です。いろんな食べ物があります。
それぞれ、思い思いにとって、トリオ毎、あるいは、気の合ったトリオ同士でテーブルに着いています。

私は、レストランでたまに眼を閉じます。
眼を開けていると普段は気がつかない、いろんな音が耳を通り過ぎます。
英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語といった植民地言葉だけでなく、多様な本来の母国語が飛びかっています。

「サッカーは世界を一つにつなぐ」と実感する時です。

妻木 充法

【追記】
医道の日本の南アフリカレポートNo.3がアップされました。
こちらもご覧ください。http://www.idononippon.com/information/topics/2010/07/01.html

ワールドカップ南アフリカ大会をサポート!妻木充法先生(東京メディカルスポーツ専門学校副校長)のプロフィールはこちら