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【学生blog】サンロッカーズ渋谷でのトレーナー活動について
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みなさん、こんにちは!
東京メディカル・スポーツ専門学校 スポーツ理学療法士科(夜間部)3年の冨吉です。
こんな風に自分の思いを文章にするのは初めてで、不安な自分も楽しみな自分もいますが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
今回は1年生の時から帯同させていただいている、サンロッカーズ渋谷ユースでの活動についてお話できればと思います。
サンロッカーズ渋谷ユースでの活動
活動に参加するきっかけ
1年生の10月から学校の掲示板に載ったインターン生の募集をみて、
「Bリーグに関わる機会だ、現場に出てみたい。」
そんな期待と同じくらい
「1年生で勉強も足りないけどチームで活動できるか、何もできないかもしれない」
と不安な気持ちもありながら、同級生と先生方に背中を押され、履歴書を書いたのを今でも覚えています。
帯同し始める時に、「何もできなくていい、ただチームのために活動してほしい」と言われたこともあの時は何でもなかった言葉でも今では何よりも大切なことだと思っています。
2023-24seasonはU15に帯同し、2024-25seasonはU12、今年2025-26seasonはU18で帯同することとなりました。
小学生の選手と聞いて皆さんはどのように感じますか
「まだ小学生じゃん」「そんなレベルの高いことできないでしょ」
というのが小学生年代の選手に対する印象なのではないでしょうか。
実際、私もはじめは高校生はプロに近く、年代は下がれば競技レベルも低いものだと思っていました。
Bユースで活動させていただいていることで、そうではないと知り、心動かすバスケットボールを体現する選手ばかりだと感じています。
相手は小学生でも選手に代わりありません。
活動内容もいわゆるトレーナーの活動で、痛みを抱える選手に対してテーピングをまく、ストレッチやトレーニングを提示するなどです。
ただ今後の競技人生が長いからこそ、怪我をしたときのリハビリテーションの期間はしっかり設けるようにしています。
普段の練習の中でも怪我をしにくいからだを作れるようトレーニングしたり個別に足りていないところなどの内容を提示したりと、怪我を起こさない工夫をしています。また、保護者の方々との関係性は重要だと感じました。
選手のことを一番よく知っているのは保護者の方々です。家庭での過ごし方も競技に関わるからこそ、保護者の皆様の協力なしでは活動できないからこそ、重要だと感じます。
カテゴリーを離れた今でもU12の保護者の方とのコミュニケーションは大切にしています。
現場で実践できる学びについて
特に理学療法士は病院で働くことから、学校でも病院での業務を学びます。
スポーツ現場での授業はあまりありませんが、活用できることは授業の中にたくさんあります。
姿勢の見方は特にバスケットボール現場でも活用していて、小学生の痛みの原因は使いすぎや姿勢の不良が多くです。
姿勢の不良の原因は筋力不足やアンバランス、柔軟性の不足など様々ですがそれを評価する能力も理学療法士の授業で学ぶことができています。
現場では教科書にあることだけでは解決しないことの方が多いので自分で勉強するという習慣がついたのも、活動のおかげだと感じています。
選手やスタッフ、チームに関わる人とのコミュニケーション能力や人間性、考え方は現場で活動していくうちに感じ取り、身に着けていけているのではないかと感じています。
活動を通して心掛けていること
選手の中には「怪我とかではないけど気になる痛みがある」「また怪我をしないか不安」など選手の要望は様々で、すべてにその場でベストな回答が出せるわけではないですが、私は今の自分にできる最大限を伝えるようにしています。
その日できなくても次はより良いものを、伝えられるように心掛けています。
大切なことはチームを思い、チームのために何かできればと思うことなのではないかと思っています。
活動し始めるときは不安でいっぱいだった私にトレーナーさんが言ってくれた言葉が今はどんなに大切なことかを感じています。
これからの展望
自分にはまだ足りないことはたくさんあるし、できないこともたくさんあります。
それを認めるのも悔しいですが事実で、今後も自分にはやらなければならないことはたくさんあります。
今できること、自分ができることを探してチームと選手のために活動できていることを私は嬉しく思っていますし、勝って一緒に喜べる事も負けて一緒に悔しいと思えることもチームに帯同していなければできなかった経験ばかりで、小学生の試合を見て泣けるほど感動した試合をみることもできなかったと思っています。貴重な経験をさせてもらっていると感じています。
1年半帯同してどんなに勉強していても、今の私にできることはそう多くないと感じています。
今より多くどんな怪我や痛みの相談にも、より良いものを提供できるように知識も技術も経験も成長し続けていきたいと思います。
今年からはU18に帯同しよりプロに近い場所で活動することになります。
3シーズン目でも不安はあるし、足りないこともたくさんありますが
多くのことを学びながら、チームのためにできることを自分のできる最大限でできたらと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。自分の思いの丈が伝わっていれば嬉しいです。
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