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こんにちは 妻木です

「幸福の王子」 を知っていますか?

一度は、小さいころに読んだことがあると思います

宝石と金箔で飾られた銅像 【幸福の王子】とつばめ の物語です

つばめの助けを借りて、宝石の眼や金箔の皮膚を

貧乏な人たちに与えて、

最後は、打ち捨てられる王子の銅像とつばめのお話です

 

私も、子供のころ読みました

あらためて、何十年ぶりに読み返して、

 

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新たな気づきがありました

たとえば、王子様が生きているときの回想で、

「もし、楽しいということが、幸せなら、

私は文字通り幸せだった、、、、、」

どうでしょう これは!

 

また、死を覚悟したつばめが、目の見えなくなった王子様に

自分の見てきたすてきな世界の話をしたあと

王子さまは、

「かわいいつばめ君、

君は、すばらしい話をしてくれたけど、

この世で最もすばらしいのは、人々の悲しみなんだよ。

みじめさにまさる神秘はないんだ」

?????

 

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王子様の手伝いをしたつばめが

寒さで死んだとき、

王子様の鉛の心臓が割れるのです

そして、

神が天使の一人に言った

「この町で、一番尊いものを二つ持ってきなさい」

すると天使は 割れた心臓とつばめの死骸 を持ってきた

「おまえはいいものを選んだ」、、、、、、

 

訳者の曽野綾子さんは、あとがきでこんなことを綴っています

「どの作家にも、この一作を書き終えたら死んでもいい、

と思う作品があるはずである。

私がオスカーワイルドなら 【幸福の王子】 はその作品だ。」

 

 

「幸福の王子」

オスカーワイルド作 曽野綾子訳 バジリコ株式会社 1000円

読んだ後、からだが温かくなります

つかの間の休みにぴったりです

こぶしが咲き始めました

ああ、春ですね

それでは、また

 

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