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姿勢
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こんにちは。妻木です。
来年の国試に先駆けて、日本体育協会のAT試験が始まる
期待したい
ところで、患者の訴える症状を目標に治療するのだが、
最近、その人のあるべき姿 に回復させてあげたい
と考えるようになった
あるべき姿とは?
そのヒントが仏像にある
上野誠さん(日本文学者)は、雑誌新潮に書いていた
→座るということ
大日如来坐像 奈良円城寺
私は、この仏さまを真横から見て、はっとしたことがあった
きっちりと、威儀を正して座ると、こういうラインになるなぁと
思ったからである
均整のとれた肉体をもっている人が
心を正して座ると、
こんな背中のラインになるのだなぁ と思った
これです
見てみたいと思いませんか?
奈良の円城寺は、遠い
ところが、この仏さまは、運慶!
そう、国立博物館です。
行きました
ありましたよ
それも入口に!
なぜなら、この仏さまは、運慶のデビュー作でした。
どっしりとしていいですね
像の高さが98.8cmというから、そう大きくはない
けれど、存在感があるのか大きく感じる
真横から見ると
こういうラインなのですね
通常、3か月くらいで製作するそうですが、
この仏さまは、1年がかりだそうです
渾身の力で作成したのでしょうね
アスリートも座った時にこんなラインになるように
治療しよう
運慶展では、もうひとつ見たかったのが、これです
無著像
こんな姿になりたいものです
人生には、悲しみがあるのですが
大丈夫、大丈夫 と言っています
それでは、また