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月
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こんにちは
今年の十五夜は、思いがけなく晴れ間が出て
満月を見ることができた
きみは、見たかしら
窓からは見えないので、道路に出てみたのだが、、、、
「名月や 池を巡りて 夜もすがら」
だれだったか
また、
「名月を 取ってくれろと 泣く子かな」
どうやら、名月は、雲もなく、浩々と照っているようだ
こんなのもある
「月々に 月見る月は 多けれど
月見る月は この月の月」
やはり、明るく照っているようだ
ところで、最近、気になっているのは
この ひとこと
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「月も 雲間も無きは 嫌にて候」
うーん 深い
これは、村田珠光 という茶の湯のお師匠さんの言葉
雲もまったくない空に、月がこうこうと照っているのは、
おもしろみがない というのか
確かに、雲がない というか
完璧で変化のない状態は、眺めていても 飽きてしまう
むしろ、雲がかかったりして、変化する自然がおもしろい
とまあ、思うのが、茶の湯なのだろう
健康というのも、完璧でどこも悪くない状態より、
たまに風邪をひいたり、どこか痛くなったりするような
ダイナミックなアップダウンが
実は、おもしろい
あるいは、一病息災 でいい
と思うゆとりが
茶の湯の精神に近いかもしれない
しかし、なんと 今日は、新月
月は、でていない!
それでは、また