アクセス

よくある質問

BLOG

ブログ

いのち

  • TOPICS

最近、私の友人のトレーナーから質問がありました。

彼いわく、かっては、筋肉を硬化させないようなトレーニング法
(たとえば、BML初動負荷)がはやっていたのに、
最近は、体幹の安定を重視して筋肉を固めるようなトレーニングが多い気がする。

ケガの治療では、通常、硬くなった部分を緩めるような方法をとるのに、
リハビリやフィジカルトレーニングで筋肉を固めてしまうのは、
治療と逆行してしまうとの指摘でした。

選手がどこか痛みを訴えると、
居酒屋で お飲物は?
と聞かれて、 とりあえずビール、、、、
と同じように、

『とりあえず、アイシングして、ストレッチ』
ほぼ反射的に、つい指示してしまいます。

特に、外傷でない場合、使い過ぎの障害では、言いがちです。
しかし、毎日激しい練習をしているプロ選手がその程度でよくなるのは、まれでしょう。

では?

オーバーユースによる痛みの治療では、順番が大事だとある講習会で教わりました。
投球障害の治療の専門家(ドクター)教えられたのは、
『最初から、ストレッチをしてもダメ、ターザンにも出ています』

と説明してくれました。

それは、

まず、  ほぐす (マッサージや鍼治療)

そして、 温める (温熱ホットパック、超音波)

そして  伸ばす (ストレッチ)

そして  動かす (リハビリや運動)

この順番でないとうまくいかんとのことでした。

つまり、はじめに、ゆるめて、循環を良くして、柔軟性を高めて、、
必要な部分だけ、強化するという(固めるわけではないと思うのですが)イメージでしょうか。

いわゆる、固めるのは、不自然でしょうね。

マシンではない、生き物 それは、”動的平衡”
 しなやかさこそ、 .”いのち” の特徴なのでしょうね
それでは、また