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閉会式を終えて
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妻木です。
過去を想起し未来を暗示するようなオリンピックの閉会式も終わりました。
開会式、閉会式ともに、ストーリーがあり、映画でも見ているようでした。
ロンドンの街角では、何事もなかったように又、毎日が始まるでしょう。
ところで、その街角には、記念のモニュメントや銅像が結構あります。
多くは、何らかの戦争に関係しているようです。
これは、第2次世界大戦で、祖国のために戦った兵士をたたえる像のようです。
戦勝国は、どうどうと兵士をたたえることができるのですね。
話は飛びますが、オリンピックに行く直前、偶然目にとまった本を買い、ロンドンに持って行きました。
「永遠のゼロ」、、、、、、、
参考
http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE0-%E3%82%BC%E3%83%AD-%E7%99%BE%E7%94%B0-%E5%B0%9A%E6%A8%B9/dp/4778310268
私は、ゼロ戦と戦艦大和が大好きなのです。
まったく先入観なしに読み始めたのですが、涙が出て、どうしようもないのです。
コンニャクぐらいの厚みのあるの本だったのですが、
仕事が終わった夜半過ぎに読み始めて3日ほどで読破しました。
それは、神風特別攻撃隊と呼ばれた「特攻」で亡くなったパイロットの話でした!
カミカゼは、イギリス人でも知っていました。でも、特攻に行った人々の思いは、誰にもわかりません。
この本は、その思いが伝わってくるのです。
そうです。戦争に反対できなかった弱い人たちでは、なかったのです。
それは、昨年の東日本大震災で、職務に忠実で、職場を離れず、
ふるさとのために亡くなった多くの方や家族を助けようとして津波にのまれた人々の心根と重なりました。
だれもが、多くを語りません。
ただ、マスコミだけが、いい悪いと騒ぐのです。
皆さん、どうか手に取ってみてください。
夏休みもわずかです。
それでは、また