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シンポジウムに行ってきました
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妻木です。
こんにちは。
先日、日本臨床スポーツ医学会の公開シンポジウムに行ってきました。
「ジュニアアスリートのためのスポーツ外傷予防」がテーマでした。
講師の先生方は、高名なスポーツドクターです。
事前登録制で220名限定で、なんと無料!
プログラムは以下の通りでした。
満員と予想して早めに行ったのですが、三分の一くらいの入りでした。
二つの話が、印象に残りました。
ひとつは、「Normal training gives normal results」
つまり、普通にトレーニングして終わっていてはそれなりの結果しか出ない。
良い結果を出すには、練習以外のところを工夫することが重要!
たとえば、積極的な疲労回復法とか、質のいい睡眠や食事の工夫、心理的疲労対策など。(加藤医師)
これを選手に伝えるのがドクターやトレーナーですね。
もうひとつは、膝のオズグッド病への対応が日本とフランスで違うというお話です。(加藤医師)
オズグッド病は、痛みを無理してプレーしてもほとんど後遺症にならない。そこで日本では疼痛があっても練習は許可する。
練習参加は、痛みで判断します。
ところが、フランスの指導の基本は、こうです。
サッカー育成年代の選手が痛みを持って練習することは、
基本的技術の妨げになるため、望ましくない!
そのため、フランスには、オズグッド病で悩む選手はいない!
こんな面白い話が無料で聞けてよかったです。
みなさんも、チームや選手のために、このようなシンポジウムに参加してみませんか?
それでは、また。