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1日のはじまりから
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日本での生活では、日常の慌ただしさにペースを任せてしまいがちですが、
FIFAの大会のキャンプだと、そうはいきません。
自分でペースを保つことが、とても重要になります。
2006年のドイツワールドカップの時に、レフェリー部門の部長ホセマリアに誘われて、太極拳を始めました。
時差があるにもかかわらず、どの大会でも、朝食前の1時間ほど、ホセマリアとやってきました。
雨の日も、風の日も同様です。
2008年からは、ホセマリアの先生であるホセもFIFAに帯同するようになり、レベルと密度はさらにあがりました。
どの大会でもほぼ5週間休まずに続けました。しかし、これが、一日のペースを作ってくれていたようです。
日の出、日の入り、潮の満ち引きと同期している身体と心のリズム、バイオリズムといってもいいでしょうが、
ホセマリアのおかげで今まで、帯同したすべての大会を乗り切ることができました。
そして今、FIFAのレフェリー部門の体制は変わろうとしています。
ホセマリアがリタイアして、ホセもいなくなりました。
コロンビアのU‐20ワールドカップでは、フェルナンドが部長を務めています。
彼とは、ドイツワールドカップからの知り合いです。
そして、つい最近、正式に新しい責任者がFIFAから発表されました。
スイスのFIFAレフェリーだった、マッシモです。
彼は典型的なアスリートタイプです。
ビッグサプライズでした。しかし、これも流れです。
フェルナンドもマッシモも太極拳や気功はやりません。
新しい風が吹いてきたようです。
私は、ボゴタのホテルの一室で、毎朝6時20分から40分ほど、気功と太極拳を続けています。
妻木 充法
日韓W杯以降、FIFAの主要大会をサポートしています!東京メディカルスポーツ専門学校、妻木先生のさらに詳しいプロフィールはこちら!