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実技授業 ~手作り湿布を作ってみました!~
- 柔道整復師科
皆さん、こんにちは!
暑い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか?
今回のブログでは、学校生活の様子をご紹介していきますが
その前に少~し勉強タイム
柔道整復師は運動器(骨、筋肉など)をケガした後の処置とその後の治療を行ないます。
身体はケガをすると炎症を起こします。
そこでケガを早く治すためには、ケガした後の処置として
炎症を抑えるためのアイシング(冷却)が重要になってきます!
急性期(ケガ・発症してすぐの時期)には氷を用いてドンドン冷やしますが
ずっと身体に氷を当てておくわけにもいきません。
(氷で長時間冷やすと凍傷の恐れがあり危険です!)
そこで湿布の登場です。
湿布には様々な種類がありますが、消炎・鎮痛効果が主な効能になります。
(炎症を抑える・痛みを鎮める効果)
中には急性期でなく慢性期(発症から時間がたって症状が安定してきた時期)に
血流を促進させるために用いる湿布というものもあります。
冷たく感じるもの、暖かく感じるもの。
様々な湿布がありますが、今回はその詳細はおいといて…
実際に授業では昔ながらの
「冷やすための湿布」を作ってみました!
湿布専用の泥を和紙と油紙に薄く塗って挟み込みます。
和紙と油紙は通気性が高く、凄い性質を持っているんですよ!
日本古来の知恵の結晶ですね。
湿布の匂いが広がった教室で
泥を金属のヘラで和紙に塗っていく学生たち。
「女の子を触るみたいにソフトタッチで塗るんだ~」
なんて言っているのは誰ですか!!!???
女性のほうがお菓子作りなどで慣れてるかな…?
「女子力、低下…」なんて言っているのは誰ですか!!!???
作った湿布を先生に確認してもらいます。
自分が作った湿布と一緒に「ハイ、チーズ(^^)V」
誰が一番上手にできたかな~?
学生さんも楽しみながら柔道整復師の仕事について学んでいたようです★
頑張れ、未来の柔道整復師!!