BLOG
ブログ

トレーナーには、選手をトータルな人間としてみる高い人間性が要求される
- TOPICS
トレーナー憲章7
トレーナーには、選手をトータルな人間としてみる高い人間性が要求される
これは5回目でお伝えした「公平」のテーマと似た部分があります。
「気持ちの上では平等、行動の上では公平」というお話しでしたね。
アスリートであろうが一般の人であろうが、1人の人間であることに変わりありません。
ぞんざいに扱うことはできません。
さて今回のテーマである「高い人間性」は、どうすれば得られるでしょうか。
あまり簡単なことではありません。
実は、選手から教わることなのです。
どんな時でも ~Always~、選手をケアするということは、それと同時に自分も選手から何らかの享受を受けている、ということなのです。
そのことに気づけた時、人は初めて人間性を高めることができます。
どんな選手でも教えてくれます。そういう意識で選手と接してください。
プロでもビギナーでも同じです。あなたが担当する選手が教えてくれるのです。
だから、どんな選手でも1人の「トータルな人間」としてみることです。
トレーナーに限らず、どんな職場・仕事でも同じです。
TMSが所属する滋慶学園グループには、「職場は道場だ」という文化があります。
自分が働く場所は、自分を高める場所なのです。
どこにいても学ぶ姿勢を大切にして下さい。
妻木充法
【トレーナー憲章】
一、トレーナーは自ら一番健康でなければならない。
二、トレーナーは、広い意味での知的好奇心が必要である。
三、トレーナーには、決断力やリーダーシップを持つことが必要である。
四、トレーナーには、他人との協調性、自制力が必要になる。
五、トレーナーには公平さ、フェアプレーの精神が要求される。
六、トレーナーは、簡素で清潔な服装をしなければならない。
七、トレーナーには、選手をトータルな人間としてみる高い人間性が要求される。
八、トレーナーは、よい人生観を持つべきである。
九、トレーナーは技術だけでなく、ユーモアを解することや、同情、思いやりも必要なことである。