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理学療法科 学習成果学科内発表会

  • 理学療法士科

内容:理学療法科 学習成果発表会

日時:平成20年9月26日(金)

場所:東京メディカル・スポーツ専門学校 講堂

主催者:東京メディカル・スポーツ専門学校 理学療法科

参加者:理学療法科Ⅰ部3年生

理学療法科Ⅰ部3年生ではクラスを8グループに分け、グループごとにテーマを決めて、春から研究をしてきました。

毎日夜遅くまで研究をしたり、休日に学校に集まって研究をするなど、どのグループも本当によく研究できていました。

今回は各グループの研究の内容を少しだけ紹介します。


鏡による視覚的錯覚が健常人に及ぼす影響
~ミラーセラピーは健常非利き手を向上させるか~

【A班】飯田、石川、大林、川口、佐藤

最近、注目されてきた『ミラーセラピー』について興味を持ち、この効果の検証、メカニズムの理解、リハビリでの実用性の検証を目的としました。
健常成人に対してミラーセラピー前後の書字時間の差を比較し効果の検証を行いました。


チューイングガムがパフォーマンス向上に及ぼす効果
【B班】安藤、黒田、高橋、吉田、綿引

私たちは、スポーツに興味があり、最近のスポーツ選手には試合中にガムを噛んでいる人が多く見られ、ガムを噛むことでパフォーマンスの影響にどのような効果があるかを調べてみました。
効果があるのであれば、患者様の運動療法を行う際により高い効果が得られるのではないかと考えました。


キネシオテープによる筋力発揮の効果について
【C班】押越、田原、椿原、平野、水野

伸縮テープは多くの文献により、筋力発揮の効果が認められており、スポーツ現場に用いられるのみでなく、臨床現場においても歩行訓練の際に多くしようされています。
今回、伸縮テープを用いることで実際に大腿四頭筋の筋出力が増加するか否かを検証しました。


超音波療法によるSLRの変化
【D班】伊藤、神田、古賀、木、宮本

リハビリの中には関節の可動性を向上させる治療があり、超音波振動を熱に変換することで深部の組織を温められる超音波療法に着目しました。
超音波療法は一般的に照射時間が3~10分と短く、狭い範囲に対しても超音波を照射することができます。
今回は、超音波療法を用いて超音波の照射時間と筋肉の柔軟性の変化の関係性について検証しました。


5本指靴下着用時における重心動揺の変化について
【E班】芋川、小沢、鈴木(杏)、根岸、安廣

私たちは、近年、踏ん張りが利き地面を踏み込みやすいという利点から注目されている5本指靴下について着目し研究をしました。
研究では、一般的に普及している先丸靴下と5本指靴下の2種類の靴下を履いてもらい、それぞれの立位バランスを重心動揺計という計測器を用いて計測することで、2つの靴下に違いが現れるかどうかといった実験を行いました。


声かけが筋力発揮に与える影響
【F班】阿部、鈴木(隆)、芳賀、松本、山上

理学療法士がリハビリテーションの運動療法を行う際、患者に声かけを行い治療している姿をよく見かけます。
声かけをして筋力発揮を促すことが出来るのであれば、訓練中に声かけをすることで筋力発揮をより効率的にし、リハビリテーションに役立てられると考えました。
声かけを行うと筋力発揮に効果的であり、影響があるのかを膝の屈曲・伸展の筋力を声かけありとなしで測定し検証しました。


色が与える血圧と脈拍の変化
【G班】大滝、齋藤、樋田、丸岡、茂泉

最近、様々な場所で色の効果が利用されており、色彩学には赤色は血圧・脈拍を上昇させ、青色は下降させる効果があるとされています。
このことから、赤色と青色には血圧・脈拍を変動させる効果が本当にあるのか、疑問に感じたためこの研究を行いました。


運動負荷後の血圧回復に及ぼす香りの影響
【H班】大山、金子、古澤、松浦、馬渕

香りは、脳に働きかけ血圧・脈拍に影響を与えると言われています。
本実験は良臭、悪臭、無臭が運動後の血圧と脈拍の回復に、どの様な影響が出るのか検証するため行いました。
実験の結果、運動後のリスク管理として良臭を用いることは効果的であると考えました。


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