『東洋医学的ボディケア』とは
東洋医学の考え方の1つである“経穴(つぼ)”を知り、単に“気持ちいい”を追求するのではなく、効率的に患部の緊張を緩和できるしくみを指圧を中心とした手技療法から学びます。東洋思想の基本を学び、経絡と経穴(つぼ)が身体のどの部位にあるのを理解しながら体験していきます。
講師紹介
中国留学での経験を活かし、東洋医学の考え方を伝授します
大石 知絵子先生
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の免許を取得後、2年間中国へ留学。病院ではり治療が一般的に行われている、はりの発祥の地である中国の臨床現場を見てみたいと思ったことがきっかけ。「はり刺激が運動機能に与える影響」を研究テーマとし、中国大学院修士課程を修了するとともに、中国の臨床技術を学んだ。
授業のポイント
Seminar Point1全身状態を総合的にみる東洋医学
全身状態を総合的にみる東洋医学の考え方が身につく
東洋医学の基本である「健康な体をつくる3つの要素」や、経穴(つぼ)と経絡(流れ)のしくみを学びます。そうすることで東洋医学の治療に対する考え方、体の捉え方を身につけます。
Seminar Point2実践を通して手技を身につける
身近な疾患を例とし、実践を通して手技を身につける
代表的な疾患(肩こり・腰痛など)を症例としてあげ、指圧を中心とした手技療法を実践します。経穴(つぼ)と経絡(流れ)を意識して効果的な治療ができるように指導します。
まとめ
経絡(つぼの流れ)と経穴(つぼ)が、体のどの部位にあるのか。日本で誕生した指圧の基礎(押圧操作)を実際に体験する。代表的な疾患(肩こり・腰痛など)を症例としてあげ、より実践的な指圧を行います。
- 基礎理論(東洋医学の健康観)
- 指圧(基礎操作)
- 指圧(背部)
- 指圧(上肢)
- 指圧(下肢)
- 指圧(総合)