
鍼灸師とは


鍼灸師とは、鍼(はり)や灸(きゅう)で身体のツボなどを刺激し、ケガや病気の治療・予防を行う、国家資格を持った医療技術者です。一般的に「鍼灸師」と 呼ばれますが、法律上、「はり師」と「きゅう師」は別々の資格であり、免許もそれぞれに取得しなければなりません。ただ、基本概念や養成過程に共通事項が 多いことから、養成施設でも「はり」「きゅう」両方をカリキュラムに取り入れており、国家試験も同時に受験することができるため、ほとんどの人が「はり 師」「きゅう師」両方の資格を取得し、鍼灸師として仕事をしています。
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鍼灸師の仕事内容

鍼灸治療の起源である東洋医学では、身体の中を巡っている「気」の流れが悪くなることで、病気になると考えられています。この気が流れる道「経絡(けいらく)」には、「経穴(けいけつ)」というものが点在していますが、これがいわゆる「ツボ」と呼ばれるものです。鍼灸師はこの経穴(ツボ)に対し、はりやきゅうを使い刺激することで気の流れを正常にします。鍼を打つことで人間が本来持っている自然治癒力(免疫力)を高め、病気の治療や予防を行うのです。最近では肩こりや腰痛といったいわゆる医療分野だけでなく、スポーツ選手のリハビリや体づくり、美容分野、そしてアレルギー治療や精神安定などにも効果が期待され、鍼灸師の活躍の場はどんどん広がっています。
鍼灸師の魅力

はり治療に用いる鍼は直径0.2㎜の髪の毛ほどの太さで、患部にトントンと叩くように刺し瞬間的に肌を通過させるので患者さんに痛みはありません。最近では、皮膚に刺したはりに弱い電流を流すことによって、はりの効果を倍増させる方法も行われいます。これまで、鍼灸治療は肩こりや腰痛、神経痛といったイメージが定着していましたが、現在はその効用から自律神経系や消化器官系、さらには婦人科系やアレルギーなど様々な疾患の治療方法として注目されています。特にスポーツ界では当たり前の資格となっており、選手のコンディショニングやリハビリテーションに対応することができ、例えばサッカーJリーグに所属するトレーナーの約70%は鍼灸師の資格を所持しています。他にも、美容鍼灸やリラクゼーション・介護分野など、鍼灸師の活躍がますます期待されています。東京メディカル・スポーツ専門学校では、
独立開業のサポートもしています!
鍼灸師の国家資格取得までの流れ


「はり師」および「きゅう師」は、医師以外で免許を持つ人だけが行うことができる「業務独占資格」の一つです。免許を取得するには、まず文部科学省または厚生労働省が認定した養成施設(大学、短期大学、専門学校、盲学校理療科など)で学び、養成課程を修了した上で、はり師・きゅう師の国家試験を受験します。国家試験に合格した後、所定の手続きを行うと厚生労働省から免許が交付され、はじめて施術が可能となります。
鍼灸師の国家試験は他業種の試験に比べて圧倒的に試験科目が多いため、養成施設在学中は、はり・きゅうの知識に限らず、解剖学・生理学・リハビリテーション医学など幅広い分野について学びます。また、養成施設の入学資格は「大学に入学することができる者」とされているため、まずは高校を卒業することが第一となります。
※盲学校の場合は、高校課程で鍼灸に関する専攻があるため、入学資格は「高等学校に入学することができる者」とされており、そこで5年間学びます
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鍼灸師としての卒業後の活躍フィールド


鍼灸師の資格はスポーツの世界では当たり前となっており、選手がベストパフォーマンスを発揮するための大切なパートナーとなっています。

鍼灸師が活躍する場として一般的なのが、鍼灸治療院です。最近では整骨院でも鍼灸治療を積極的に取り入れる場所も増えており、活躍の場が広がっています。

自分の治療院を開業し、自分の判断で鍼灸治療を行うことができます。独立開業と合わせ、自ら治療を提供していく訪問治療を行う方もいます。

近年の健康・美容ブームで注目を浴びつつある分野です。近年では美容分野のスタッフが、鍼灸資格取得のために通学されるケースも増えてきましまた。